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うたのむこう

違和感をよく感じて生きています。これだ!って気持ちを大事にしたい。

ゴジラ

音で怪獣を描いた男

ゴジラ vs 伊福部昭

http://www4.nhk.or.jp/P3196/26/

 

タイトルに惹かれて視聴しました。

 

ゴジラの映画を見たことのない私でも、”ゴジラのメロディー”は幼いころから知っていました。

幼稚園の頃に、友達とピアノを一本指で弾き「ごじら、ごじら、ごじらがやぁってきた」と歌った思い出があります。

 

今回、「音で怪獣を描いた男」という言葉を見たときに、初めてこの曲の凄さを思いました。

 

どこでこのメロディーをきいたのかは思い出せないけれども、このメロディーはしっかりと私の中に根差しています。

 

携帯の着信音や、緊急地震速報・・そういったサイン音以上に、きいた瞬間に、ゴジラとリンクします。

 

 

今回きちんとオーケストラで演奏された「ゴジラ テーマ」を聴いて、強烈なメッセージ性を感じました。

幼いころに「ごじら、ごじら・・」と口ずさんだものとは全く違うものです。

 

音色と、音のつなぎ方。

メロディーの下で刻まれるリズム。

何度も何度も、楽器や音を変えて繰り返されるフレーズ。

 

シンプルな構成に宿るメッセージ性。

 

暗い、怖い、一点を見つめているような収束観。

そんな感情の中にある確かなもの。決意、信念というったようなもの。

 

 

番組では、伊福部昭がこの曲を生み出すことになる経緯と、伊福部昭の音楽性のルーツを探っていましたが、

西洋の音楽構造と日本の精神性の共存、そして戦後という時代

だからこそ生まれえた音楽かもしれない、そう感じました。

 

 

ゴジラー怖いばかりのイメージが強くて今まで積極的に触れることはありませんでしたが、この番組を見て、今、この時代だからこそ視聴したいと思いました。