うたのむこう

違和感をよく感じて生きています。これだ!って気持ちを大事にしたい。

言葉

私は言葉に関して悩みを持っています。

言いたいことや思考にあう言葉がなかなか見つけられません。

また、だから探す時間のないままに近い言葉を使うことが多いけれど、その言葉に気持ちが同化されてしまっているのではとときどき恐怖に襲われます。

 

 

また、時々考えます。

今使った言葉を私はどういう定義を持って使っているのだろう。目の前のこの人は?世間一般では?と。

 

例えば「黄色」なんて言葉。

私のイメージは水のしたたるレモンの皮の色。ひんやりとしてさらりとした覚めるような色。

けれど、人によっては向日葵の色かもしれないし、同じ花でもアブラナの色かもしれない。はたまたプーさんの黄色かも。ううん、光の色かも。

きっと人それぞれに色に対してイメージやエピソードがある。それを透かしながら「黄色」を感じてる。

その違いを想像するのも一興だし、じゃぁ言葉で伝えられるものって本当は頼りないんじゃないか?なんてどんどん展開させていくのもまた一興。

 

ぐるぐるぐるぐる考えて、答えは出なくて、でも近づけるような気がしてやっぱりぐるぐる考えます。言葉の正体を探します。

 

そんな私にとって、時には時間つぶしで、時には身に迫る問題となる「言葉」。

 

探すものであり、わずらわしいものであり、恐怖の対象であり、謎であった。

 

 何かにぶつかり、その「何か」にことばを与えようと苦しむのが自然なのに、先にことばを与えられ、そのことばの枠の中に、自分の感情や行動をおしこめてしまうというような仕方がなんと多いことでしょう。

谷川俊太郎『詩を書く なぜ私は詩をつくるか』(思潮社2006年)195貢

 

谷川さんの言葉は人の心の中にある「何か」をすくいあげてくれる。

 

ことばを与えようと苦しむのが自然

 

私ははじめて、言葉に出会ったような気がした。

 

 

詩を書く―なぜ私は詩をつくるか (詩の森文庫)

詩を書く―なぜ私は詩をつくるか (詩の森文庫)